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親子上場問題って?

きょうのインサイドアウトは「株式親子上場 日本市場はいびつか?」というテーマです。



田村耕太郎参議院議員をゲストに迎えて、トークを展開します。



みどころの一つは、外資系ファンドのペリー・キャピタルのアジア地区代表にインタビューしており、これを録画で放送することです。



ペリー・キャピタルの言い分は、NECの子会社の株を購入したが、業績が伸びない。その理由は、この会社が携帯電話向けの半導体など不採算事業をしているからである。そういう事業から撤退すれば利益が上がる。しかしこの半導体は親会社のNECに納入するもの。



子会社の利益を純粋に考えれば、携帯電話向けはやめて、もっと利益の出る分野に集中すれば、業績が回復して、株価も上がる。株主のことを考えれば、当然そうすべきだが、親会社の意向もあり、それは困難な状況だ。



そこでペリー・キャピタルは、親会社のNECに話し合いを申し入れたが、NECは話しあいに応じていないと言う。



ペリー側は「子会社は上場したのだから、大株主の親会社の意向だけでなく、その子会社に期待して株を買った少数株主の意向にも配慮すべきだ」と主張しています。



もちろん、外資ファンドの最終的な狙いは、子会社の株価を上げて利益を得ることにあるのでしょうが、この「親子上場」に問題点があるという主張も一理があります。



株式を上場したからには、企業は大株主だけでなく、一般株主の「利益を上げよ」「株価を上げる努力をせよ」という声に耳を傾ける必要があるでしょう。



もしも、「うちは親会社の子会社で、独立していないのだから、親会社のいうことを聞くのは当たりまえ。いやなら株を買わなければいい」と突き放したら、株式市場の意味が揺らぐでしょう。



今回は、このペリー対NECのどちらかに肩入れしようというわけでなく、この問題をとっかかりに、親子上場、ひいては、日本の資本市場の問題に切り込むことが狙いです。



結構、難しい問題ですが、それを、どう分かりやすく伝えるか・・・



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インポート | 20:09:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
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