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超二流


超二流―サラリーマンへの応援歌超二流―サラリーマンへの応援歌
価格:¥ 1,600(税込)
発売日:2007-08


経営評論家・江坂彰氏の「超二流」を読みました。



自分が左遷された体験を小説化した「冬の火花」でデビュー後、脱サラして、評論家となった江坂氏ですが、もう初老といっていい年になんですね。



ここで、自らの半生を振り返って、同時にそれを戦後のサラリーマン社会の変遷と重ねあわせて書いたのがこの本です。



江坂氏が京都大学卒後、教育現場で仕事を手伝ったあと、経済雑誌の編集者や、デザイン会社などを勤務し、当時は新進の広告代理店であった東急エージェンシーに入社するという、直線でない、曲折の経歴をはじめてしりました。



あの冬の火花の舞台は東急エージェンシーだったんですね。



関西支社長時代の江坂氏が、電通や博報堂に対して、アイデア勝負のゲリラ戦的な売込みで、顧客を獲得していく様は、興味深いです。



題名の「超二流」とは、一流になれなくても、超二流のサラリーマンたれというもの。



二流でなく、超二流になるには、かなりのがんばり、努力がいる。



サラリーマン社会で、だれれも、ずっと浮きっぱなしという人は、ほとんどいない。沈むときがある。



トップの社長になるのは、ほんの一人だし、その社長も挫折する場合がある。



ならば、上へ上へのサラリーマン人生、勝ち組み、負け組みの論理ではなく、何か、自分なりに納得できるサラリーマン人生を目ざし、そのところでは、才能、努力をどっと注ぎ込むべきだ、というメッセージである。





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