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ニッポンの夏、カレーの夏

ぐずついた天気が続くと、気持ちまでぐずついてくるもの。そんなモヤモヤ感をみなさんはどうやって吹き飛ばしていますか。カレーを食べる?えっ、ホントすか?自分の場合は…少し違います。というのも、年がら年中カレーなんですよ。平たく言えば、三度のメシよりカレーが好きなんですね。だから、天気がぐずついてるからとか、モヤモヤを吹き飛ばしたいからなんて、まったく理由にならない。そんなシビアな世界で、自分、カレーと向き合ってるんです。どれくらいシビアかというと、そうですね…。



たとえば昼時ともなると、頭の中に筋肉少女帯の名曲「日本印度化計画」が流れ出すんです。《♪オレにカレーを食わせろ!》って曲なんですけど。会議中だろうが、商談中だろうが、電話中だろうが、おかまいなしですよ。「オ」とか「オレ」とか、つい歌詞が口から洩れそうになる。そんなときは「オッホン」と咳き込んだり、「オギャァ!赤ちゃんでちゅ…なんちって」などと、ごまかしています。 



 また、新聞や雑誌を読んでいると、「激」とか「辛」、あるいは「スパイス」や「ルー大柴」といった文字が、文脈を飛び越えて勝手に目に飛び込んできます。そのせいで、何度も読み返さないと文章が頭に入っていかないので、困っています。さらに、この季節、カレー臭も気になりますね。汗とともにホットな臭気を発散しているかも、なんて。ひょっとして、いま、臭ってます? (笑)



有り体に申せば、もはや嗜好の域を超えて、カレーは「信念」であり「人生」ですね。つい先日も、バーに居合わせた老婦人とカレー談義で盛り上がったんです。女優の八千草薫さんに似た上品な面持ちの、その老婦人はこうおっしゃっていました。「世の中、最近、カレーが足りませんわね」と。



―カレーを食べれば、カッカして、エネルギーがもっこり、いや、もりもり湧いてきますでしょ?そうすればこの国はもっと元気になって、麻生外務大臣がおっしゃるまでもなく『とてつもない日本』になるんじゃないかしら―。ハイ、同感です。



 日本BS放送のある竹橋周辺、および付近の神保町はカレー激戦区で、欧風、インド風、タイ風、スマトラ風、和風、中華風、無国籍風などなど、国際色豊かなカレー店がひしめいております。各店がそれぞれの特徴を生かしながら、お互いを尊重し合い、カレーファンに支持されている様子は、なんてことでしょう、グローバリゼーションとローカリゼーションがうまく溶け合い、共生していく、まさに21世紀国際社会の理想的なラヴ&ピースを体現しているようです。まったく、なんてことでしょう。《S》



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BS11 | 18:17:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
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