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バントは面白くないーー常葉菊川の優勝

昨日は、昼食タイムに選抜高校野球中継を20分ほど見て、仕事が一段落して、もう一度テレビをのぞいたら、試合が終了、常葉菊川(とこはきくがわ)の優勝が決まっていた。



私は静岡県出身なので、静岡県勢の29年ぶり優勝は、うれしいニュースだ。



常葉菊川は、70年代に新設された私立の中高一貫校。菊川市は、静岡県の掛川市などに隣接する、お茶などが名産で人口5万人程度の小さい市である。



常葉菊川は、これまで二度甲子園に出場していたが、いずれも1回戦で敗退。今回は、東海大会で活躍した(優勝?)ようだが、ほとんどノーマークで、優勝候補にはあがっていなかった。まさか優勝するとは・・地元でも、ここまで頑張れると思っていた人は少なかっただろう。



面白いのは、決勝までで犠打がわずか一つだけの、攻撃野球であること。



準決勝、決勝とも、8回、9回での逆転勝ちである。



監督を務めた森下知幸さんは、くしくも29年前に選抜優勝した浜松商業のキャプテンだった。



私の記憶では浜松商は派手さはないが、バントでこつこつ走者を進めるしぶい野球で優勝したように思うが、森下監督は、選手時代に2番バッターであったこともあり、よくバントを命じられたという。



けれど「一生懸命打つ練習をするのに、試合になるとバント。何か違う問題を解いているような気がした」と語っている(毎日新聞の「ひと」欄)。



バントを極力せずに、全員に思い切り、鋭く振りぬく野球をさせる。「その方が選手が前向きにプレーができると思って」と言う。



監督としては、地道にバントで二塁に送り、あとワンヒットで1点という攻撃のほうが、堅実で、その先方に傾きやすいが、思い切り振らせたほうが選手の士気が上がり、そのほうが点をとれるという、積極戦法だ。



これは面白い考え方で、仕事の仕方や経営といった面でも、参考になるように思う。



常葉は3回戦で強打の大阪桐蔭・中田翔選手と真っ向勝負し、彼を抑え、2対1でくだしたが、ことときも常葉のキャッチャーは「変化球でなく直球で勝負させた。そのほうが、ナインも、ひるまず、やる気が出る」という意味のことを言っていた。



この積極性は学びたい。



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スポーツ | 19:26:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
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