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須賀敦子の本



Suga けさ、起き掛けに開いた毎日新聞の書評欄「本と出会う」に、文庫版の「須賀敦子全集」の書評が載っていました。筆者は小説家の高樹のぶ子さん。一遍の独立したエッセーのような書評で素敵です。



須賀さんの本は、書評を集めた本と、最初のエッセー、それに単行本の全集第1巻(写真)を持っています。自分が青春時代から何年かの結婚生活を過ごしたイタリアを舞台に、とても、女性らしく美しい文章を書く人で、文学者などを中心にとても評価の高い人です。年月を経て日本に帰国してから、小説家として花開いたという点でも異色の女性です。



ただ、小説の基調は、悲劇的な要素の多い過去の物語なので、本を手にとって読み始めても、なかなか続きませんでした。



高木さんの書評は(詳しくは新聞を読んでもらうとして)、「須賀敦子の文章を読むと心が静まるという人は多い」と書き始め、その理由を格調高く述べています。こういう美しい書評を、一日の最初に読むと、気分もいいです。



単行本の全集は、ちょっと高くて、2巻以降は買っていないのですが、文庫が出たのを契機に購入して、通勤の電車の中ででも、もう一度挑戦してみようかと思います。





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