FC2ブログ
「華麗なる一族」視聴率30%超えと「風林火山」

昨18日に放映されたドラマ「華麗なる一族」(最終回)で、ビデオリサーチ調査の視聴率が関東地区で30.4%を記録し、ドラマの地元・関西地区では、39.3%に達し昨年の紅白歌合戦第二部の視聴率を超えたというから驚きだ(ashi.comなど参照)。



昨日は、私も午後8時から「風林火山」、9時から「華麗なる一族」と続けて見たが、父と子の確執という点では、両番組ともクライマックスであった。



「風林火山」の武田晴信は駿府に向かっていた父・信虎が帰ってくるところを、国境の門を閉じて、父の帰還を許さず、「一滴の血も流さない謀反」に成功した(NHKのサイトなど参照)。



この後、信虎と山本勘助が切り合うシーンがあるが、これはこの番組の脚本家の創作だろう。井上靖の原作は、勘助が晴信に仕官するシーン(次回放送)から始まるからだ。



いや、そもそも井上靖自身、「山本勘助」という名の武将は武田にいたかもしれないが、軍師としての勘助の物語は後世の創作だろうと言っており、原作の「風林火山」自身が史実というより創作物語のようだ。



一方、「華麗なる一族」の木村拓哉演ずる万俵鉄平は、会社更生法が適用された鉄鋼会社の役員の座を追われ、夢破れて、雪山で猟銃自殺をとげた。



息子の遺体を前にして、父・万俵大介(北大路欣也)は、息子の「血液型がB型」で、実の自分の息子だったことを知る。



祖父と母の子ではないかという出生の疑惑が、鉄平が死んでから晴れるという、悲劇の展開は、山崎豊子の原作通り。



「一度でいいから父から笑いかけられたかった」という息子の遺書を読みながら、遺体の上に泣き崩れる北大路の演技は、さすがに迫力があった。



また雪山シーンでは、吹雪の中にたつ一本の木が印象的で、ハイビジョン映像が魅せた。



高視聴率は、キムタク人気というより、原作も含めたドラマ・物語自体の魅力だろう。



関連記事


テレビ番組全般 | 18:09:55 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
「風林火山」は「華麗なる~」さえなければみるつ...
「風林火山」は「華麗なる~」さえなければみるつもりでした。さすがに2時間続けて…は疲れると思い、リタイアしたのです。
「華麗なる~」は滅多に本を読まない母も夢中になり、原作を読んでしまうほどでした。

途中茶々を入れてみていたりしましたが、最終回を観て、やはり見通して良かった、と思えるエンディングでした。
(今後のドラマがかすんでしまいそうです…)
2007-03-19 月 18:48:48 | URL | タイタン [編集]
タイタンさん、コメントありがとうございます。
タイタンさん、コメントありがとうございます。
私は、風林火山をしっかり見て、「華麗なる一族」は風呂に入ったりしながら、いいところだけ見ました。
タイタンさんのサイトに書かれている、タイタンさんと北海道のお母さんの「華麗なる一族」の感想会話は秀逸ですね。何度も笑いながら読みました。
ともかく、テレビ局が力をいれて作っただけの話題になるドラマでしたね。
2007-03-21 水 08:01:50 | URL | BS11 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する