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松井秀喜は「鈍感力」!?



ヤンキース松井秀喜著「不動心」という新書を読んだ。



気の利いた文章や言葉があるわけではないが、松井選手の、まっすぐな人柄がじわっと不動心



出ている文章で、読んでいて、心が落ち着いてくる良書だ。



松井はヤンキースに入って、すぐに、米国投手の手元で変化するボールを打ちあぐね、なかなかヒットが出ない。



ニューヨークタイムズから「Ground  Ball King」と書かれる。ゴロばかり打っているゴロの王様という意味だ。



しかし、そんな揶揄にも、そういえば日本でも「松井スランプ」と書かれたころにホームランが打てたな、こういうことを書かれたんでそろそろ、いいあたりが来るころだろうと、前向きにとらえる。



座右の銘は父親からおくられた「努力できることが才能である」という言葉だそう。



その言葉通り、素振りや相手選手の特長の研究、といった野球の基本に忠実に、毎日、練習を黙々と続ける。その中でスランプを克服し、「ゴロ王」の汚名も返上していく。



自分は天才型ではない、とも松井は言っている。



また、自分でコントロールできることと、できないことを、分け、コントロールできないことにいつまでもこだわるのでなく、自分のできることで、何をすべきかに集中する。



このあたりの考えは、高卒ドラフトで、第一希望の阪神に行けなかったり(代わりに巨人にいけた!)、甲子園で全打席四球でボールを打たせてもらえなかったり(これで長嶋監督にも注目された)、という「自分でコントロールできない」運命に、出会ってきたことが裏打ちにあるようだ。



また昨年5月には、試合中に大怪我をし、長い間、試合に出れないというアクシデントもあった。



そんなとき、同僚たちが活躍するテレビを見てもくさらず、リハビリにせいを出す・・・、こういう、愚鈍ともいえる、松井の態度、努力、そして失敗や運命のいたずら、アクシデントにこだわらず、過去にこだわるより、今からできることに集中するという姿勢・哲学が、あの素晴らしい成績に結びついているようだ。



いま、渡辺淳一著の「鈍感力」という本が話題だが、松井は、いい意味での鈍感力の一人者なのかもしれない。



このブログも、「ほぼ毎日」1回は書き続けることを目標にしているが、気の利いたことを書こうとすると、なかなか続かない。松井に学ぶことがありそうだ。



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スポーツ | 12:31:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
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