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「わるいやつら」ラストは米倉バージョン

先週の金曜日、テレビドラマ「わるいやつら」の最終回を見た。



このドラマは、NHKの大河ドラマで主人公を演じた上川隆也が、カネのために患者や自分の女を殺す”わるい”医師役を演じるので注目していた。それと、看護婦役を演じる、もう一人の主人公・米倉涼子の演技。



最終回では、上川の恋人なのに、上川の結婚のじゃまになり、首をしめ殺されそうになった米倉涼子が、上川を警察に告訴する。女の復讐である。



米倉の告訴がもとになり、逮捕され、病院も失う上川だが、法廷シーンでは、米倉が一転して、「自分が(上川に)殺してくれと頼んだのです」と証言して、驚かせる。



結局、殺人未遂でなく、嘱託殺人ということになり、上川は数年で刑務所を出所する。



それを刑務所の前で待っていた米倉。「これで、私だけのものになった」とつぶやき、二人で去っていく。



そして最後は、米倉が上川に殺されそうになった山林から、一人で笑いながら出てくるワンシーンで終わる。まるで、米倉がそこで上川を殺害したかのように・・・。



このラストシーンの意味がわからず、松本清張の原作をさっと読んだ。



原作のラストシーンは、テレビと違っている。上川は、最高裁まで争ったが敗れ、終身刑を言い渡され、網走に移送されるところで終わる。



米倉が、上川の減刑のための発言をし、出所する上川を待ち受けるというのは、テレビの創作のようだ。



米倉の復讐と、殺されそうになっても上川のことが好きという女の愛情を、きわ出させるための演出である。



米倉の不思議な存在感が出ていて、なかなかのできのドラマだと思ったが、いかがだろうか?



また弁護士役の北村一輝も、不思議な魅力を出していたように見えた。



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テレビ番組全般 | 19:02:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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