FC2ブログ
竜王戦中継と生中継

昨年行われた将棋の竜王戦7番勝負(渡辺竜王ー佐藤棋聖)というのは、名勝負だったようだ。



というのは、雑誌「将棋世界」の今月号の巻頭で、棋士が選んだ「2006年ベスト対局」という特集を組んでいるが、なんと「ベスト10」の中に、竜王戦(渡辺ー佐藤)の対局が4局も入っているのだ。



中でも熱戦だったのは、渡辺竜王が0−2と追い込まれて、終盤に「7九角打」という妙手が逆転した第3局で、これが、「ベスト2位」に選ばれている。



その竜王戦第3局と、第2局(これもベスト10入りの名局)の模様が連続して再放送されるという、将棋ファンにとっては贅沢な企画が17日に行われた。



放送されたのは、NHKの地上デジタル放送教育テレビのサブチャンネル。



聞きなれないチャンネルである。通常、地デジの第2チャンネルは、NHKのアナログ教育テレビと同じ内容を放送している(サイマル放送)が、土・日曜日に限っては、二つに分かれ(マルチチャンネル)、サブチャンネルのほうで文化、芸術などの別番組を放送しているのである。



そこで、たまたま同じ日に、竜王戦第2局と第3局の再放送となったわけである。



これを見て、面白かったのだが、残念なのは、「7九角打」の妙手が出たところを「生」で見れなかったことだ。



NHKの竜王戦中継は、午前中と夕方、そして深夜に細切れに放送された。このため、夕方と深夜の放送の間で指された「7九角」の場面は、勝負がついた後の深夜の番組で、後から振り返っての解説という形でしか見れなかったのである。



将棋ファンとしては「佐藤棋聖が落ち着いて指しました、さあ、渡辺竜王、絶対絶命か、あ、7九角と打ちました。え、こんな手があるのでしょうか。苦し紛れの攻撃か。あ、いやいや、続いて6九金と打ってみると、う〜ん、いや、いい手ですね。受けが難しい。これは逆転か。・・・」というような(こんなだったかどうかはわかりませんが)生の実況中継が見たかったところです。



もちろん、視聴率の高くない将棋にそんなに時間を避けないのはわかっているのですが・・・。



このブログの将棋関連の過去の記事はこちらへ



関連記事


地デジ・ワンセグ | 16:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する