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米国 信用危機第5弾は?

米国の住宅公社の支援についての法案に、ブッシュ大統領が署名し、これで、火種の住宅公社への支援の仕組みは整ったようだ。



NY株も、二日続けて続伸しているが、まだ、とても安心はできないだろう。



先週25日のインサイドアウトのゲスト、三菱東京UFJの鈴木敏之チーフ・エコノミストは、興味深い指摘をしていた。



これまで米国のサブプライムローンがらみの信用不安は、昨年夏から、4つの波があったという。



1つ目は昨年8月。仏銀BNPパリバ傘下のヘッジファンドがサブプライムローン関連の証券化商品市場の混乱で、解約を一時停止したこと。



2つ目は、昨年11月〜12月。サブプライム証券化商品の市場価値が下がり、金融機関が損失を計上し、短期市場で金利上昇したこと。



3つ目は今年3月の、ベア・スターンズ危機。



4つ目は、今年7月のファニーメイなどの住宅金融公社の危機である。



波がほぼ3カ月おきに来ているのは、金融機関の決算が3カ月おきで、その時に、経営内容の痛み具合が公にされるから。



そして、住宅金融危機のもとになっている、住宅価格は、あと1〜2年は、回復しないのでは、というのが鈴木氏の見方であった。



ということは、次の波は今年10月ごろに起こる可能性が高いわけで、それが、どんな形の、どんな規模になるか? 米大統領選も近づいているだけに、目が離せない。









インポート | 11:03:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
携帯電話の世界

昨日18日のインサイドアウトは、iPhone で携帯電話業界はどうなる?という話でしたが、キャスターとゲスト、コメンテイターのやりとりが、緊迫したものでした。



キャスターの安部氏と、ゲストの北俊一氏、児玉平生氏の、考え、分析が、微妙に違っていて、興味深かったです。



たとえば、携帯業界の、垂直構造と水平構造の話でも、北氏は、垂直構造=悪、水平構造=善という単純な二分論ではない論議を展開していました。



垂直構造とは、たとえばドコモが携帯電話マシン、通信・通話のインフラ、アプリケーションまで一括して提供するシステムで、このようなキャリアの囲い込みがメーカーの創意工夫や競争心をそいでおり、閉じたシステムになっていると批判されています。



一方、水平構造とはインターネット・パソコンの世界のようなもので、どのメーカーのパソコンを使って、どのプロバイダのインターネットサービスを利用し、どんなソフトを楽しむかは、利用者が選択して組み合わせて楽しめるようになっています。



世の中の流れとしては、日本の特殊な、垂直構造の携帯電話業界に、だんだん水平構造が入っていく流れです。



ただ北氏は、それは、消費者がどちらも利用できるように選択肢を提供できるようになることが大事と語り、垂直構造にも、何かトラブルがあれば、すぐドコモなりソフトバンク、KDDIのショップに行けば、解決してくれるという、サービスの安定性ではいいところがあると指摘していました。



自作パソコンを楽しめるぐらいの人は、水平構造を選択すればいいし、面倒なことはわからないが、メールや通話サービスを安定して受けたいという人が垂直モデルを選択するのもありということです。確かに、電話はライフラインなので、安定性は大事です。



35分ほどの、時間が短く感じられ、用意していた論題も全部はとても語りつくせぬまま終わり、改めて巨大な市場でもある携帯電話および携帯電話関連市場の奥深さを感じさせられました。



また、番組にはソフトバンクさんからiPhoneの現物を貸してもらい、いろいろいじって、スタッフも、ああこれがIiPhone かとたのしみました.









インポート | 17:00:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
BSデジタル普及3941万

NKHの調査では、BSデジタル放送の普及は6月末で3941万となり、7月末に4000万突破は確実。予想より早いペースで、BSデジタル放送受信環境は整っています。



うちわけはBSデジタルテレビなどが3804万、ケーブルテレビのデジアナ変換が137万です。



デジタルテレビ関連は6月一カ月で128万増とすごい勢い。



問題は、このBSデジタルテレビを、BSアンテナにつないで、きちっと見てくれている人が、どのくらいいるか、ということ。



上の数字は4000万、そして年内5000万突破も夢ではないが・・・今後は、アンテナ普及のPRに、もっと力をいれなくては・・・と独り言。







BSデジタル放送 | 17:11:26 | トラックバック(0) | コメント(1)
iPhone

ソフトバンクから発売のiPhone3G。BS11の広報ブログでも書いていますが、発売日にはすごい人気だったようですね。



このアイフォーン。これまでの携帯業界の垂直的な構造(携帯電話、通信サービス、アプリケーションなどを、キャリアが垂直的に管理して販売する)にも風穴をあける可能性があるようです。



何しろ、iPhoneの仕様や価格は、携帯メーカーであるアップルが主導してい決められたものですから。



携帯電話サービスをドコモや、KDDI、ソフトバンクなどが囲い込まないで、携帯メーカーや、ゲームなどのソフト会社などが、自由に活用していくスキームへの、転回のための大きなきっかけになる可能性を秘めているわけです。



考えてみると、今回のように、携帯電話の新機種が話題になること自体、これまで日本ではあまりなかったことなのです。



このあたりのことを今週金曜18日のインサイドアウトで、野村総研の北俊一氏をゲストにとりあげる予定です。





インポート | 16:26:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
洞爺湖サミット始まる

北海道・洞爺湖でサミットが開幕しました。



まずは、原油価格高騰による食糧価格の急騰が特にアフリカ諸国に、深刻な打撃を与えていることが、議題となっているようだ。



サミットなど国際会議の取材では、報道記者たちは会場に隣接したホテルなどにかんづめとなり、定時のプレス発表に頼りながら、会場に来ているなじみの官僚などからなんとか独自の情報を得ようと一生懸命になる。



事前にどこまで取材できるかも重要だ。



BSイレブンでも、佐藤敦子記者が現地に入っており、今週木曜日のインサイドアウトにも出演予定だ。



11日には、前田章・京都大学大学院エネルギー科学研究科准教授をゲストに、主に環境問題について、サミットとサミット後を語ってもらう予定だ。





7/10(木)
 キャスター 二木 啓孝(ジャーナリスト)
       松田 喬和(毎日新聞論説委員)

  テーマ 「もうひとつのサミット」
         ゲスト:佐藤 敦子(BS11記者)

7/11(金)
 キャスター  遠藤 典子(週刊ダイヤモンド副編集長)
        児玉 平生(毎日新聞論説委員)

  テーマ 「ポスト洞爺湖環境サミット」
         ゲスト:前田 章
            (京都大学大学院エネルギー科学研究科准教授)





インポート | 07:34:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
7月15日の一斉休漁

昨日7月4日のインサイドアウトは、全漁連の長屋参事を迎えて、7月15日に予定されている、漁民の一斉休漁をテーマに話してもらった。



全国20万隻の、ほとんどの漁民(海関連)が参加するかつてない休漁。



(当日は、日比谷で3000人集会も開かれる)



これは、原油価格が高騰し、漁船の燃料となる重油の価格も上がっており、出漁すると赤字という状態が続いているため、その窮状を国民に知ってもらうのが目的だ。



長屋さんの話によると、小売価格100円の魚で、漁師のとりぶんは、たった24円という。



あとは、卸売市場や小売の流通経費、運送費などだ。この24円というのは農産物などと比べても低い。



とった魚を地元の市場にまず揚げ、さらに都会の市場に運び、さらに小売りへと、多段階の流通経路が問題点だ。



しかも、スーパーなどでは、競争が厳しく、「さんま」はいつ行っても95円とかで、安く抑えられている。



輸入魚も多く、スーパーの力が強いため、価格は抑えられ、漁民のとりぶんは少ない。



かわりに、地元に密着した魚屋さんの数は、どんどん減っている。



そんな、流通構造の問題点があり、そこへ、原油高騰という外からのアクシデントが重なった。



「われわれ、漁民もコスト削減、効率経営などの努力はするが、この間の急激な燃料価格の高騰にはとても追いつかない。我々の努力が進むまでの時間かせぎの意味もあり、緊急な対策をお願いしたい」というのが長屋さんの訴えであった。



普段、あまり気にせず食べている魚の背景をいろいろ話してもらい、個人的にも興味ぶかかった。



時間が足りないくらいであった。







インポート | 11:37:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
食事と政治と言ったら西川恵氏



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きょう7月2日のインサイドアウトのゲストは、毎日新聞の西川恵記者でした。



西川さんは、外交と食事メニューの関係を語らせたら、国内では並ぶものがいないというスペシャリスト。



外交とワインについての本も書いています。



きょうも、これまでのサミットの、メニューをあげながら、食事にこめられた政治的意図などを、面白く解説してくれました。



金子さんも「小泉さんが『キムチはきらいだ』といったら、韓国は、小泉さんは韓国に来る気はないんだと解釈したので、あわてて『沢庵も嫌いだ』と付け加えた」というエピソードを紹介していました。



今度の洞爺湖サミット、ワイン通という福田首相に、期待したいところ。





インポート | 22:45:24 | トラックバック(0) | コメント(0)