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総合雑誌の休刊

講談社の「月刊現代」が今年12月1日号で、休刊するとの記事が出ていました。



月刊現代は、すぐれたルポルタージュや調査報道などで、時には世論を動かしてきただけに、とても残念です。



朝日新聞発刊の「論座」も10月号で休刊のようです。



休刊の背景には何があるのでしょうか。総合雑誌の危機がいわれて久しいです。



昔あった論壇というものが崩壊してきているのと、さらに硬派系の話題をデパート方式に扱う「総合誌」という形体へのニーズが減ってきているのでしょうか。(専門誌が増え、フリーペーパーも増えた)



ネットやブログでの情報流通や、そこでの「言論」が、ニュース勃発と同時に活発に行われ、一か月単位の月刊誌では遅いということでしょうか。



テレビ、新聞、ネット、個人発信メディアとしてのブログも含めたメディアの多様化の中の、できごとだと思いますが・・・。





| 07:44:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
フロスト気質



フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)
価格:¥ 1,155(税込)
発売日:2008-07
閑話休題。



取材や仕事が忙しい時、合間に、ミステリーを読んだりする。



仕事で抱えるトラブルよりも、ミステリーの中の事件(殺人や誘拐、暗殺、ときにはテロ)のほうが、深刻で大きいので、現実世界のストレス発散の効果があるのかもしれない。



そのミステリーフアン待望の一冊が、出た。R・D・ウィングフィールドの「フロスト気質」(上下、創元推理文庫)だ。



フロスト・シリーズといえば、これまで三冊が翻訳されたが、いずれも、年末の「このミス」などのミステリーベスト10の最上位を占める大人気シリーズ。



文庫本で発刊され、それも一冊一冊が厚い。そして、翻訳がなかなか出ない(遅い)ことでも知られている。



シリーズ第3巻の「夜のフロスト」が出たのが2001年だから、なんと7年ぶりだ。



やっと、待望の第4巻というわけだが、待望の意味にはもうひとつある。



作者のウィングフィールド氏が昨年7月末に亡くなったのである。「え、もう、フロストシリーズは読めないのか?」と思ったフアンもいたことだろう。



ところが、未翻訳が3冊あり、その中の1995年刊「Hard  Frost」が今回、翻訳されたわけだ。ちょうど、著者の一周忌のタイミングに。



亡くなった著者の作品がまだ3冊ある、亡くなったあとでも、じっくり楽しめるというのは、翻訳を読む海外読者の利点かも知れない。



さて、この「ハード・フロスト」は題名通り、かなりハードな内容だ。



まず今回は、文庫本、上下合わせて900ページといつもに増して厚い。



連続して、いろんな事件が起こり、それぞれがなかなか解決せず、進む点。



フロスト警部が直感・ひらめき型の場当たり捜査を繰り返し、空振り・失敗をしながら真相に近づいていく点。



フロスト警部が被害者宅をおとづれ妙齢の女性に会うたびに、エッチな妄想を浮かべ、セクハラまがいのお下品な会話が満載な点。



事務能力はまったくなく、ずさんだが、捜査に入り込むと睡眠時間も1、2時間の仕事中毒で、よれよれコートとマフラー姿で歩きまわる点・・・いづれの点もいつもどおり。



というより、その「フロストらしさ」が、「いつもの1.5倍ぐらい」(解説の萩原浩氏)たくさん詰まっているのだ。



今回は、部下に女性の部長刑事が初登場、さらに、出世の鬼でいけすかないジム・キャシディが警部代行で舞い戻ってきて、フロストの捜査をじゃましながら手柄だけは自分のものにしようとする。



上司のマレット署長から、「経費だけかけて結果が出ない」「行き当たりばったりで、ずさん」「君はこの署に、いてはならない警部だ」と、おこごとをいわれ、更迭をほのめかされながらも、冗談をとばしながら奮闘するフロスト警部の姿を見ていると、なるほど、ストレス解消になりそう。



今回は、いつもに増して、捜査は難航し、フロストは窮地に追い込まれるが、ラストの収束の仕方も気が利いていて素敵だ。









| 10:21:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
俺はまだ本気出してないだけ


俺はまだ本気出してないだけ 2 (2) (IKKI COMICS)俺はまだ本気出してないだけ 2 (2) (IKKI COMICS)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2008-04-26




俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS)俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2007-10-30


へんな漫画です。第二巻が出たばかり。



40代になってるのに、ぷいと会社やめてしまう。で、漫画を描くんだって。



といって、切実な書きたいものがあるわけでなく、出版社にもっていってもだめ。



気晴らしに風俗にいくと、娘が働いていて、「こんにちは」なんて、気まずいあいさつ。



暇なときは、テレビゲームでサッカーやって、全部自分の顔の選手で、コンピューターに勝ってよろこぶ、どうしようもない中年。



読んでて落ち込むけど、なんか、救いみたいなものもある漫画です。







| 09:21:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
分散投資


お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)





「お金は銀行に預けるな」という本が売れているというので読んだ。



本の題名は、刺激的だが、内容は、正統派、まじめな本だ。



金融リテラシー(批判的な目を持ち、勉強すること)の重要性を強調している。



自分なりの金融ポートフォリオを作りなさいといい、具体的な方法として、「分散投資」の重要性を強調している。



日本株、日本債券、海外株、海外債券、不動産などに分散し、リスクを考えながら、中長期投資をする、ということ。



一つ一つの短期的な値動きに一喜一憂せず、リスクを分散し、長期的な利益(年率10%とか欲張らずに)を狙う。



当たり前のことだが、大事なことだと思う。



昨今のサブプライム問題のあおりで下落している日本株を見ても…。





| 10:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
解説本好き

村上春樹氏の小説はそんなに読んでいないのに、村上春樹氏について書かれたエッセイや、村上春樹氏が書いたエッセイ類は、好きでいろいろ読んでいる。何でだろう?



ミステリーは、そんなに読んでないけれど、「このミステリーがすごい」は毎年楽しみに読んでいるし、ミステリーベスト10なんていう企画は、好きで、よく読む。何でだろう。



将棋は、ここ一、二年ほとんど指していない(ネット将棋も)のに、将棋雑誌は好きで読むし、棋士の順位戦の星とりを眺めている時間は好きだ。何でだろう。



まあ、退職後、読んだり、指したりする楽しみが、たっぷりとってあることは確かだが。





| 11:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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